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Q

プロパンガスの料金が都市ガスよりも高いのはなぜ?

質問 これまで30年以上生きてきてガス代のことを気にしたことがなかったのですが、今のアパートに引越ししてきてガス代が高いことに気づき、その理由がプロパンガスを使用しているからだということを友人から聞いて、いかに自分が無知であるかを再確認しました。
昔から勉強はできる方で、成績が良ければ親や周りからも褒められるので、それが面白くてテレビを観る時間も惜しんで勉強ばかりしていました。
テレビをほとんど観ないからということが原因ではないかもしれませんが、大学生になって分かったのが、私と同じように小さい頃からテレビをあまり見ない人は一般常識がないということでした。
プロパンガス代が都市ガスよりも高くて驚いたことを周りに話すと、やはり1人を除いては全員そのことを知っていて、その1人もテレビをあまり観てこなかったことが分かり、やはりこれまでの独自の統計結果が正しいことが証明されました。
それはどうでもよいとして、プロパンガスが都市ガスよりも高いのはどうしてなのでしょうか?
yajirusi
A

配送管理コストがかかることが大きな要因です

テレビを観てこなかった人が常識ないかどうかについては定かでありませんが、プロパンガスの料金が都市ガスよりも高いことを知らない方はたくさんいるようです。
プロパンガスの料金が都市ガスよりも高い大きな理由としては、配送管理コストがかかることが挙げられます。
都市ガスの場合は、地面の下に埋められた導管を通してガスが各家庭に届けられています。プロパンガスの場合は、ガスボンベの中にプロパンガスを詰めて人の手によって各家庭に定期的に配送されています。
都市ガスは近くに導管が通っていないと利用できませんが、プロパンガスは基本的にどこでも使うことができ、都市ガスが利用できない方にとっては救世主となるものです。
しかし、人手をかけてガスボンベを配送しなければいけないため、どうしてもその分のコストをガス代に含めなくてはいけないのです。配送のためには、人件費も車両費もガソリン代もかかります。
他にも、プロパンガスの料金が公開されていないことも、料金が高くなりがちな理由だとされています。
今では都市ガスも自由化されていますが、プロパンガスは以前から料金を供給先の会社が自由に決められるようになっていて、それを知らない人も少なくないようです。料金の公開もこれまで徹底されてこなくて、供給先とすれば敢えて価格を下げる必要もないため、それがガス代が高いことにも影響しているみたいです。

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