プロパンガスを使用していると空き部屋が多くなるって本当？
昨年父が亡くなりました。父は資産家ではありませんが、祖父からそれなりの遺産を相続し、定年後アパート経営をはじめて、年金とその収入で老後を優雅に暮らしていました。本当は定年した後は母とゆったりとした隠居生活を送るつもりだったみたいですが、定年した途端母から離婚を求められ、まさかの熟年離婚となり、そのときは私も驚かされました。父はまさに昭和の男で家庭を顧みず仕事ばかりしていたことを知っていたので、母から離婚の原因を聞いて納得しました。
ということで、一人息子の私が父の経営していたアパートを相続しました。私は普通のサラリーマンなので、毎月家賃収入を得られることは正直かなりありがたいです。しかし、建物も年々古くなり、それに伴い空き部屋も増えているようです。
さらに、自分では管理ができないので不動産会社に依頼すると、プロパンガスを使用している賃貸物件は空室が出やすいという指摘を受けたのですが、それは本当ですか？本当ならプロパンガスから都市ガスに変更することは可能なのでしょうか？可能ならその方法も教えてください。
賃貸物件では都市ガスを希望する入居者が多いと言われています
アパートやマンションなどの賃貸物件でなかなか空室が埋まらなくなった要因の一つには、プロパンガスを使用しているということも考えられます。
プロパンガスは、ガスを供給する会社に、本来ガスボンベからガス器具まで一戸あたり十数万円程度かかる費用を負担してもらえるので、賃貸物件の大家さんにとってはかなりのメリットがあります。
ガス会社としては、アパートなどに10〜20年などの長い間プロパンガスを供給させてもらうので、初期費用を自分たちで負担しても十分な利益を得られるという仕組みになっています。
しかし、入居者にとっては都市ガスよりもプロパンガスの方が料金が高いため、同じエリアに都市ガスを利用できる物件があれば、そちらを選択した方がよいということで、プロパンガスの物件には空室ができやすくなってしまう傾向があります。
経営している賃貸物件が、都市ガスの供給地域にある場合は、都市ガスに切り替えて入居者をアップさせることは可能です。
都市ガス会社を探して契約を交わし、プロパンガスの需給契約の解約し、必要な工事を行ってもらうことで都市ガスの利用が可能になります。ただし、そのためには一戸あたり配管工事に約10万円、他にもガス器具の交換費用もかかります。加えて、工事を着工するとガスの使用できない期間も発生することになります。
プロパンガスは、ガスを供給する会社に、本来ガスボンベからガス器具まで一戸あたり十数万円程度かかる費用を負担してもらえるので、賃貸物件の大家さんにとってはかなりのメリットがあります。
ガス会社としては、アパートなどに10〜20年などの長い間プロパンガスを供給させてもらうので、初期費用を自分たちで負担しても十分な利益を得られるという仕組みになっています。
しかし、入居者にとっては都市ガスよりもプロパンガスの方が料金が高いため、同じエリアに都市ガスを利用できる物件があれば、そちらを選択した方がよいということで、プロパンガスの物件には空室ができやすくなってしまう傾向があります。
経営している賃貸物件が、都市ガスの供給地域にある場合は、都市ガスに切り替えて入居者をアップさせることは可能です。
都市ガス会社を探して契約を交わし、プロパンガスの需給契約の解約し、必要な工事を行ってもらうことで都市ガスの利用が可能になります。ただし、そのためには一戸あたり配管工事に約10万円、他にもガス器具の交換費用もかかります。加えて、工事を着工するとガスの使用できない期間も発生することになります。
